こんなにも真っ直ぐに、たまらなく「愛おしい！」と思える映画と出会えたことに大感謝なのです。
劇場から出た瞬間から、何気ない景色、吹く風、木漏れ日…全てが全く別物に見えてきちゃった。そしてなぜか涙が出た。生きることの価値観をガラッと変えてくれた、宝物のような映画！
主人公の不器用なイギリス青年ティムは、先祖代々タイムトラベルの特殊能力を持つ家系だという。(不思議顔なのに、ユニークでチャーミングな彼がどんどんイケメンに見えてくる！レイチェル・マクアダムス演じる妻メアリーの激キュートな笑顔にイエス、フォーリンラブ。美男美女すぎないこのバランス配役はお見事っ)
過去に戻って自分の都合のいい様にことを運ぶティムを観てて、途中まで羨ましさ＆ファンタジー臭さしか感じてなかった。
でもやがて、愛する家族にまつわる人生最大の選択を迫られる…
そうして出した結論が彼と私たちの距離をグッと近づけて、そこからは涙涙の展開！！劇的でも何でもないシーンなのに、心が揺さぶられても〜言うこと聞かない。
私たちは時間を戻すことは出来ない代わりに、進みゆく1分1秒を大事に精一杯生きることが出来る。だってこの世に生きてるんだから。
自分が今日ここにいる奇跡に感謝して、お家に帰ったら好きな人には好きと素直に言って抱きしめることにしよう。
出来ることなら今すぐまた劇場に戻って、イチから観直したい！
でもそうしてまたタイムトラベル体験しなくても、この映画の幸せな余韻だけでしばらくはhappyいっぱいに生きていけそうだな〜
試写会
2014.8.5
