【鑑賞記録】
タイトル：『アバウト・タイム』
主な出演：ドーナル・グリーソン、レイチェル・マクアダムス、ビル・ナイ、マーゴット・ロビーなど
監督：リチャード・カーティス
注目の俳優：レイチェル・マクアダムス（メアリー役）、ビル・ナイ（ティムの親父役）
レビュー：
内容としてはありがちなタイムリープもの。主人公のティムは、21歳の誕生日を機に、父親より代々レイク家の男にはタイムスリップの能力が備わっていると教えられ、21歳にして初めての時空間旅行を体験。どのようにタイムスリップするのかは映画本編をご覧あれ。
さて、その中でも注目いただきたいのはメアリーを演じるレイチェル・マクアダムスと主人公の父親役のビル・ナイ。レイチェルはもうとにかく可愛い！笑顔と純粋な発言を聞いていると、これは過去に戻ってでも出会いたいという主人公の気持ちもわからんでもない(笑)
そして、何よりも注目いただきたいのは、ビル・ナイの存在感。僕は陰の主人公だと思っています。家庭では厳格なように見せて、実は結構お茶目だったり、ところどころ良いこと言ったりするんですね、この人。ティムの結婚式でのスピーチ、これも人生において当たり前のようでかけがえないこと言っていて少しホロリとします（実はこのスピーチのところコメディ的で笑えます）。
フィナーレでは主人公がもちろんいいところ持って行くわけですが、この父親あってこの息子という素晴らしい親子物語です。
こういったタイミングでこの映画のレビューをあげたのは、もうすぐ4月。新社会人など新たな環境に飛び込んでいく人々もたくさんいるはずです。この映画のようにうまくいかないときタイムスリップできればいいのですが、やり直しはききません。なので、後悔しないように目の前のことを一つ一つ一生懸命やりながら、自分で選択しながら様々なことにチャレンジしていってほしいものです。懸命にやっていれば、失敗してもセカンドチャンスだってやってきます。
話は逸れましたが、名作なので、まだ観てない方はこのレビューをきっかけに観ていただけると幸いです。
※2017年3月DVDにて鑑賞。他SNSに投稿したレビューを転載しました。
