ぽんぬふ

東京の恋人のぽんぬふのレビュー・感想・評価

東京の恋人(1952年製作の映画)
3.8
大変よく練られたコメディでありながら、政治的な映画でもある。というより、資本論か。労働者と資本家と、労働と価値と対価の話。端的にいえば、正当な対価のための肉体労働を続けることで、何かいいことがあるかもね、ということなのだが、資本家をドブに落とし、売春婦を容赦なく殺すのは迫力があった。水中ショットがコメディにしてもダサいのが残念。
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