LEGOが動いてる事にまず感動！
最初はLEGOのキャラクターに感情移入できるのか心配だったけど、終盤にはすっかり慣れた。
LEGO世界での完全なエンタメとして終わるのかと思ったが「トゥルーマン・ショー」、「フリーガイ」、「バービー」みたいに、まさかメタ視点が入ってくるとは思わなかった。
或る日、何の特徴もない脇役がふと日常に違和感を感じて、自我が生まれてくる系の映画はもはや1つのジャンルになりつつある。
しかし今作はそれだけでなく、LEGO好きの観客への愛を感じる。
創造力がレゴの本質でそこを大切にしつつも、マニュアル通りに生きる人たちを決して排する事の無い優しさを感じた。
この映画はLEGOを要素にすることで、固有の面白さが生まれている。
