ゆき

家路のゆきのレビュー・感想・評価

家路(2014年製作の映画)
3.8
長い休み

居住禁止となった故郷。
言葉数は多くない作品ですが、それぞれの表情が苦悩を物語ってる。
まさに、「戦い」。解決の兆しはいつになるのか。
母親が繋ぐ、兄妹の関係。
「誰もいなくなったから帰ってきた。」という弟の意思の固さがすごく頼もしかった。
少しずつ心を修復するような、土地と家族の再生を見た。
***
先祖代々の土地は震災の原発事故により奪われた。警戒地区とされた故郷に、音信不通だった弟が戻ってきていた。
ゆき

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