最後、ヘリコプターが来て機銃掃射のお決まりの映画かなと思って観始めたが、なかなか全編緊張感が持続して見ごたえ十二分の作品である。
よくある英雄譚でなく、生き残った最大の要因が人間の善意だったから映画化したーい!って思ったんだろう。
戦う相手が200人のターリバーンと崖!だなんて、なんといじわるな。
戦争映画として山岳での戦いは新鮮味あるし、悲劇を描くことで戦うことのあほらしさも伝えて腹持ち十分な体裁は整っている。
けど、ピーター・バーグはワクワクしながらアクション映画撮りたかったんだろうなとうすーく感じられる。
グレゴリー・ニコテロ、ハワード・バーガーのイタタの傷メイクがいい仕事してるし、上官に昇進したエリック・バナがあんなことに!もいい仕事してます。
