感想川柳「観た後に 突っ込み所しか 残らない」

TSUTAYA動画にあったので観てみました。φ(．．)

ヒッチハイク中の女性を狙った連続殺人事件の捜査に行き詰まった刑事のハリス。犯罪学に長けた友人・エドの助言により犯人が逮捕され、事件は無事解決したように思われたが…というお話。


2008年の割にえらい古臭い雰囲気ですね。(；・∀・)70年代の事件をベースにしてるなら、ケータイ出さなきゃそういう時代だと思えたのにねぇ。(^^;切った首とか完全に80年代物の作りだし。

犯人があの人なら序盤でバラさない方が面白かったんじゃないかな？分かってから何か仕掛けがあると思ってたけど特に無いし。Σ(-∀-；)しかも警察の無能ぶりは今まで見た中じゃダントツじゃないかな( ´△｀)10人くらいしかいないんじゃない？

ラストも意味深だけど何もないでしょ？(。´Д⊂)なぜにあそこから引っ張って終わらせたのか分からん。セブン的なラストを予想してた自分がバカみたい。(´д｀|||)

モーテルで車の向きが夜と昼で変わってたのは意図じゃなくてたぶんミスだよね？((((；゜Д゜)))

パッケージから想像出来ない内容に不意打ちくらったくらいであとはC級かな(-_-).。oO

犯人が序盤で判明するのでなにか謎解き以外の要素でもう一段階面白くなるのかと思ったら、そのままのテンションで終了したという珍作。

1970年代に実在した連続殺人犯エドモンド･ケンパーをモチーフにした作品。

台詞等、ケンパーの知能指数の高さを表す脚本はなかなか！
作りは安っぽく、オチも微妙ながら、途中までは知的なやり取りがあり、個人的には好きな部類です。

ケンパーが犯人と判明しているので謎解きのスリルはありませんが、刑事とのやり取りが面白い♪
事件の分析から心理分析まで、なかなか捻りが効いた会話が楽しめました。

また、最初から生首 in オーブンとか、ディスポーザに突っ込まれた声帯とか、グロもあり！

低予算作品で駄作ギリギリではありますが、きちんと踏み止まってます。

ケンパーをモチーフにしている時点で犯人なのは明白、ならばそこをどう追い詰めるかをもう少し練ったら面白い作品になったかもなぁ…と。
脚本が良かっただけに惜しい！