千利休

真昼の不思議な物体の千利休のレビュー・感想・評価

真昼の不思議な物体(2000年製作の映画)
4.2
まず試みが面白い。とはいえ言われなければ気づきにくいとは思うが。それにしても東南アジアはカラーのほうが映える。だからこそ普通ならロケ地の力で話を保たせるだろうところを、モノクロの選択により強制的に撮影力が可視化されている。文献ありきな虚実混交モノではあるが、映像の面白さだけで楽しめる。ラストの子どもたちのシークエンスが最高。もう一回観たい。
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