このレビューはネタバレを含みます
元ナチス親衛隊とユダヤ人の女性のエロスと孤独と愛。異常な愛?
伯爵夫人役(イザ・ミランダ)の存在感とナチス親衛隊(アメディオ・アモディオ)のバレエ、ルチア(シャーロット・ランプリング)のナチ帽に長手袋に裸でサスペンダーの歌、この場面がすごく惹きつけてくる。
演技力もまた言わずもがな。
ドキュメンタリー視点だと、許されないけと盛りだくさんだろうけど、芸術だなあこの映画は。としみじみ思った。
さまざまなフェチズムも描かれるが、芸術的なため露骨には感じない。
終盤、死が近づいてる演出なのか顔色が灰色になっているのがより狂気を増してドキっとさせられる。