映画の味方あっつマン

冬冬の夏休みの映画の味方あっつマンのレビュー・感想・評価

冬冬の夏休み(1984年製作の映画)
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清と濁。

子供の「清」の目線から、
社会の「濁」の部分を見るのだけど、
「濁」の部分にも理由や意思、
心がかよっていて、
一概に「濁」とはくくれない。

大人たちの凝り固まった常識こそ、
子供達の純粋さに比べると、
くもっているのかもしれない。

なんとも純粋で美しくて、
優しい目線のある映画。

そして、優しさの奥に
少しだけ毒を含んでいる。

エドワードヤンが、父親役で出演。

ちなみに、エドワードヤンの
『台北ストーリー』には
ホウシャオシェンが主演で出てる。