まさがき

冬冬の夏休みのまさがきのレビュー・感想・評価

冬冬の夏休み(1984年製作の映画)
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まさに子供の夏休みの映画だー!!
ちょっと馴染みのない田舎の1ヶ月くらい、色んな自分にとっての「変な大人たち」に会ってちょっと成長するんだよね。でも客観性なんて育ってないからそう思うのはいつかその先、あるいはそのまま忘れちゃう記憶かもしれないけど。

そんな気持ちを思い出しました。コッコ一夏のイマジンみたいな。
2年前くらいの「子供青春映画大好き期」に見てたらブッ刺さってたと思う。

侯孝賢とエドワードヤンがお互いの映画に友情実演して鼓舞しあってたって裏話、すっごい素敵でした。

で自分の「夏休み」を振り返ってみたけど、父方のおばあちゃんちの裏庭に大量のトカゲがいて怖かったことと、母方のおばあちゃんはケニアが好きすぎて家中に謎の民族の置物があったこと思い出した。玄関で出迎えてくれる裸で乳の垂れていて、その乳を肩にかけている老婆の像が意味わかんなくてめちゃくちゃ怖かった。

私がこういった映画を作るなら、なんかがいそうな廊下のちょっと怖いカットいれるかなあ。なんもいないんだけどね。なんかトイレが怖いとか。あと、ご飯多すぎて食べ切れないのと、爺ちゃんが相撲とか興味湧かないチャンネル独占しててつまんないとか。母親が学生時代読んでた80年代の漫画が出てきて、読み始めたら結構面白くてハマっちゃうとか。ただのあるあるになっちゃうか…
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