B級映画見てるな〜〜〜って満足感ある
そうはならんやろっていうソーシャルハッピー時代(2022年設定)、犯罪が容認される社会、ハイテク豪邸に住む家族、マニアックな技術を持ってる少年、ニヤリとした優勢思想家、黒人イイヤツ…
モリモリの(笑)設定が密室に詰め込まれた、低予算シチュエーションスリラー。収益を前提とした過渡期のものづくりだなって感じ。
ただまぁなんていうか、軽薄ではある。
似たような違和感のフィールでいうと、銀髪の何でも作れる能力持った男の子が封印された幼女とかめっちゃお尻振るうさぎの女の子とハーレムしながら旅する、なろう系異世界転生アニメ見てたときみたい。
最強設定で困難に立ち向かえば悦に入られるとか、大きな音(胸とかお尻とか)出しとけばハラハラするとか、B級足り得るにふさわしい材料をふんだんに取り入れている。あんまわからんけど、時間停止モノAVにも通ずる、どこかにんにくと味の素でしょっぱく炒めれば旨いでしょ的な大味さがある。
社会的人間ってもっと倫理と後先で生きてるよとか、社会通念に違和感を持ってれば聖人扱いされるわけじゃないよとか、ツッコミ以前の呆れ感も満載。
ま、一回くらい見て損はないかな！
