1年間に1日だけどんな犯罪も許される12時間、『パージ』という日を設けられたアメリカ。いつもの様に防犯設備の整った自宅で過ごしていた主人公家族だが…といった話。
設定はなかなか面白い。『パージ』があるお陰で犯罪率は年々減少しているなんてあたりも実際にそうなってもおかしくないと思わせる。
しかし主人公家族の自分勝手な行動や危機管理能力の低さにイラついてしまう。
もうこんな時間とか言う前にしっかりとシャッターとかおろすべき。
それと例の彼らが1人の男性にあそこまで固執する理由もわからない。平気で仲間を殺すのに敵討ちは理解不能。
そんなものに構わずもっと人がいるところに向かえばいいのに。
題材は良かったけど、全体的にはイマイチな作品だった。