菩薩

ニシノユキヒコの恋と冒険の菩薩のレビュー・感想・評価

ニシノユキヒコの恋と冒険(2014年製作の映画)
4.0
童貞なのでよく分からなかった。とてもエッチで良かったんだと思うが、鑑賞中得体の知れない感情が沸々と湧き上がって来た、おそらく名前をつけるならば「殺意」と言う奴だろうが、ニシノユキヒコは初っ端で死ぬから良しとする。自分の葬式に自分と関係を持った多数の女性が足を運んでくれるくだりはトリュフォーの『恋愛日記』なのかと思ったが、かと言ってトリュフォーらしさは微塵も感じられず、ただ顔面の綺麗な女性陣とおちんちんニシノがイチャコラするだけなので…とても良い。人セク同様限りなく透明に近い観ている方がブルーになる自然体イチャコラは監督の真骨頂なのであろうし、特に奇をてらうわけでも無く顔面の綺麗な女性陣を並べそれに賭けている潔さ、しかもSEX魔神本田をはじめなんとも俺好みのキャスティング、ここ最近で最も素直な「ありがとう」が出た。ニシノのマンションで魔神と尾野真知子が鉢合わせて魔神がキレるシーン、荒ぶる魔神をニシノが力づくで抑える際に魔神のお乳がむにっとなるもので暫くスクロールバーを行ったり来たりする羽目になったが、なんとか呪いを振り払いようやく次の一歩を踏み出した先には大変お美しい成海璃子さんがいらっしゃって、しかも大変太腿でらっしゃるしお団子でらっしゃるので、なんかもうよく分からないけど泣いた。ニシノは彼女たちにとっていつでも手の届くところにある冷蔵庫と同じ存在だけどその中身は空っぽ、だから恋は出来ても絶対に愛には発展しない、って事なのかしらね、知らんけど。ただまぁ一応珈琲屋の端くれとして言わせても貰うが、あの珈琲の淹れ方は0点だ、せっかくネル使ってカップもファイヤーキングならもっとちゃんとしろと言いたいが、これは完全なる僻みである。みんな可愛い、無理、しかも猫、無理です。
菩薩

菩薩