見終わった後の"あーよかったなー"って感情がストレートに出てしまうようなまとまりの強い作品。
クレヨンしんちゃんって全作プロットのズレがないのが凄い。
バリエーション豊富なのに着地点はいつも綺麗に定まる。
ロボとーちゃんも好きだし、とーちゃんも好きだしどっちも失いたくないというラストのしんちゃんの気持ちと決着が着いてしまう、終わってしまう腕相撲の対比が美しかった。
大事な人を失ってしまっても、心の中ではずっと生きている。そして止まらず前へ進もうとする仲間、家族がとてもとても伝わる作品でした。
藤原哲治さん24年間ヒロシを演じてくれてありがとう。