こばまさ

X-MEN:フューチャー&パストのこばまさのレビュー・感想・評価

X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)
3.9
X-MENシリーズ7作目。
1つ前に観た『ウルヴァリン:SAMURAI 』が酷すぎたので、すぐコレ観たし!
果たしてどんな展開が待っているのか?
それでは、ヒュー・ジャックマンの体の仕上がり具合に注視しながらいってみよう。


-センチネルと呼ばれる、対ミュータント用に開発されたロボット軍隊が迫り来る2023年。
何とか生き延びてきたX-MEN達だったが、ミュータントの絶滅は時間の問題だった。
そこで、プロフェッサーXとマグニートーはキティ・プライド(エリオット・ペイジ)の超能力を使い、センチネル創造のキッカケとなるある事件を防ぐ為、ウルヴァリンの精神を50年前の1973年に送り込む-

“X-MENシリーズの集大成!”


シリーズ3作目の『ファイナル・ディシジョン』と、5作目の『ファースト・ジェネレーション』を融合させた、まさに集大成と呼べる作品でした。
過去と未来を上手く結び、今までのキャラクターも全員登場という、まさに完璧と言える布陣。
それに加えて、ブライアン・シンガー監督の復帰。
どこをどう切り取っても、間違いない。


って勢いで書いたら、もう書くことがなくなった…
そもそも、X-MENシリーズの最初の方にハマれなかったのは、どうしても制作時代(2000年代前半)というハンデキャップはあったのかも知れない。
SF映画なのに映像が弱かったり、CG技術が乏しかったり。
でもそれは、当然のこと。

何度も言い訳の様に、比較対象でMCU MCU と言って来たけど、本作の映像技術はそれ以上かも。
それほどに、驚く場面が沢山あった。


ストーリーは割愛しますが、キャストに関してはいつも通りいきましょう。
まず、主人公ウルヴァリンのヒュー・ジャックマン。
体の仕上がりに注目していましたが、冒頭から全裸バックショットというファン絶叫のサービスカットで幕開け。
お尻まで仕上がってましたよ。

X-MENシリーズの中で、実は1番好きなキャラクターがミスティークのワタシ。
本作は、ミスティークが主役と言っても過言ではない程、重要な役どころ。
演じるジェニファー・ローレンスは、前作では役になり切れてない感も否めなかったけど、本作はめちゃくちゃミスティークをモノにしていた印象!
そのスタイルも素晴らしいが、あんなに足って上がるの?ってぐらい体が柔らかい。
やはり、X-MENと言えばミスティークだよ。

そして、出番は短いながらも強烈なインパクトを残した、ピーター・マキシモフ演じるクイックシルバー!
この能力、最強じゃない?テレポートではなく超高速?いや、音速移動という超能力。
あの厨房での独壇場シーンは、本作のハイライトと言っても過言ではないほど爽快!
彼は、今後のシリーズにも出てくるみたいなのでそこも楽しみ。


個人的には、未来パートをもう少し長めに観たかったし、あのセンチネルという最強ロボットをもう少し弱めに設定して、いい勝負をするシーンも観たかったかな。
だって強すぎるもんセンチネル…


観終わってまず思ったのが、え?まだ続くの?という印象。
それほど、この話で完結していいぐらいまとまってます。

まあそう言いながらも、観るかな…
こばまさ

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