クロエ太ったけど好き。
黒髪も好き。
ちょっとしか出なかったけど好き。
別人に成り切っている第二の人生を送る人物が、自分の中にある信念や願望、本心や癖などといった消せない部分を出していくという部分では、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』に近いものがあるが、『イコライザー』はその劣化版のようなストーリーだった。観客を主人公寄りに感情移入させながら話が進んでいくという点で大きく違う見せ方をしているが、そのせいか意外性もなく全て予想通りの展開で進んでいく。
映像も綺麗で、暗闇の場面でのライティングやスローのアクションシーンも良く楽しめる映画だが、物足りなさは残った。
まぶたや喉仏の動き、腕の筋の動きなどを意識した演技と演出はこだわりのある面白い部分。
こういう映画は小学生の頃好きだったな。