ねぎおSTOPWAR

イコライザーのねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

イコライザー(2014年製作の映画)
4.8
こんな面白いの、なぜ今まで引っかからなかったのだろうか??
「イコライザ―2」公開されていた記憶すらない!
変な先入観でかなり早いタイミングから除外してしまっていたのかな??
激しく後悔!

アントワーン・フークア監督は「サウスポー」「マグニフィセント・・」からの3作目。
・・なんだけど観はじめたのが偶然ということもあり、事前情報なし!
エンドロールであらためて「あれっ、フークアってなんだっけ、誰だっけ?・・Filmarks・・あっそっか!」そして「映像良かった(*下)けどカメラ誰ってなってた?・・ギュインと巻き戻し・・MAURO FIORE・・」

MAURO FIORE:
言わずと知れた「アバター」で賞を取りまくったカメラマン。そしてフークア監督からは重用されている方でした!

【以下印象的な画】
冒頭外景から部屋の中へのトラックバック~パンして室内Dワシントン。
蛇口からこぼれる水滴を真下からアップ!
タイムラプス夕陽
<ロシアからの敵が上半身裸のシーン>TATOOアップからカメラは頭上へ回り正面のTATOOを逆さに撮りながら夜景と重ねます。→→オレが街を支配しているんだぜ!的なすごい画!!
何度も登場するいつものカフェで、何気なくカメラは内へ外へとDワシントン、ゴルゴばりの集中力でチェックしているぜのような視点変更がとても気持ちいい!!
Dワシントンの几帳面さの表現・設定も良かった!

これら監督かなあ、MAUROさんかなあ・・どっちもかなあ。
「サウスポー」も良かったもんなあ。

この作品でどうしても触れたいのが役者さんたち。
まずあの敵!なんだかメドベージェフさんに見えてしまいましたが、意外に弱かったですね笑

そして最初バッチリメイクで登場した時は「あれれ、これクロエちゃん?いや違うかな・・でも可愛いし魅力的な演技だな」と。
ラストもう顔はっきりしてやっぱりクロエちゃんじゃん!
この子はいいですね!いやあ「クリミナルタウン」後の休養を経て(新サスペリアまだ観に行けてない!)これからきっと可愛いだけじゃない演技が必要な映画の話たくさん来るだろうから、超楽しみですね。
この作品では「娼婦はそんな痩せてない!」と言われて太ったそうですね。

いやいや見どころたっぷりな「イコライザ―」。遅かりし続編へと進もうと思います。クロエちゃんいないけど。