父の跡を継いで貿易船の船長として活躍していたアリスだったが、母親の生活の為に船を手放すことになる。失意のアリスは再びアンダーランドに出かけていくが、そこではマッド・ハッターが家族を亡くしたことを思い出し、瀕死の状態になっていた。アリスはハッターの家族を助け出すため、タイムからクロノスフィアを奪って過去へ旅立っていくというお話。
一作目もティム・バートン風味が薄〜い作品だったが、監督も交代し、何の変哲もないただのファンタジー映画になっている。見どころはカラフルなデザインだけで、ジョニー・デップの演技も凡庸で気合いが入っていない。出番も少なく、まるでゲスト出演のようである。ファミリー映画としてはいいかもしれないが、何のひねりもないストーリーには眠気を催してしまった。
