このレビューはネタバレを含みます
群像劇
ヤクの売人から金を奪おうとする強盗団の話、過去に嫁を誘拐された男の復讐劇、売れることを目指して巡業する芸人の話、それぞれ3つの視点から物語が描かれる
強盗団の話
3人で結託して売人から金を奪おうとするも3人とも間抜けで上手くいかない
最終的には売人の拠点にあったガスボンベに発砲してしまい自爆
男の復讐劇
男は過去に嫁が行方不明になっていた
月日が経ち新しい嫁と結婚しようとしていた所前の嫁が付けていた指輪を質屋で発見
それを手がかりに前嫁の行方を探す
結局前嫁は猟奇犯によって誘拐&監禁されていた
男は犯人をボコボコにして前嫁と他の監禁されていた女性達を救う
しかし前嫁は犯人によって完全に調教されており、犯人を傷付けた男を逆に刺し殺す
その後前嫁も事故で死亡
芸人の話
売れない芸人はある日老人に命を対価に夢を叶えてやると言われる
初めは訝しんでそれを受け入れなかったが、ある日芸人は任されたステージで大失敗する
結局芸人は老人の契約を飲むことにする
その結果ステージは大成功を収める
物語の最後ではステージで歌う芸人、そこに集まった猟奇犯に監禁されていた女性達、そしてステージの後ろでは自爆した強盗団がいて皆が同じ場所にいたというオチ
最後は全ての物語に絡んでいた質屋の店主が店じまいをして終わり
3つの物語が大して連動してないのが微妙