いずぼぺ

ホワイトタイガー ナチス極秘戦車・宿命の砲火のいずぼぺのレビュー・感想・評価

3.1
ソ連軍の不死身の戦車兵VSナチス・ドイツの幽霊戦車ホワイトタイガー

霧が立ち込める森の中から音もなく背後に現れ一個大隊を全滅させたナチス・ドイツの特注装甲戦車を追うソ連軍の特別作戦チーム。黒焦げのT-34から全身の9割の熱傷ながら生還した「発見されたイワン」は記憶喪失してはいるが、操車テクニックは衰えず。なぜなら、彼は戦車の神の声が聞こえるから。
流行りのCGを多用せず、ロケ撮影が多いのでこれはこれで見応えはある。泥まみれの道を走行するシーンで、運転席視点多用で酔いそうだった😅
「T-34」はタイガーよりも、小ぶりで小回りが効くのね。
このホラーなんだか、アクションなんだかサスペンスなんだかわからない脚本も設定だけで半分楽しめた。
最後のまとめがねぇ。妙に説教くさくなっちゃってまとまりのないエンディングだったのが残念。設定面白かったのになぁ。

戦争に始まりも終わりもない
90