いわやん

ラブホテルのいわやんのレビュー・感想・評価

ラブホテル(1985年製作の映画)
4.1
相米慎二監督

私は、セーラー服と機関銃に匹敵する監督の代表作と思います。

主人公が会社を潰し、人生に苦悩して絶望に打ちひしがれた時に、コールガールに 暴行を働こうとするが、その彼女の痴態に思わず逃げ帰る。

それからのちに、タクシーの運転手になり偶然にその彼女と再会し・・。

寺田農の、小市民的な役柄が素晴らしい。
コールガール役の速水典子も、過去に引きずられ苦悩しながら、優しくされた主人公に引かれるところはイイです。

作品中に流れる山口百恵と、もんた&ブラザースの唄が作品に合って素晴らしいです。
いわやん

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