監督・脚本 トラヴィス・ファイン
舞台 NY・ブルックリン🗽
主人公はショーパブで働くゲイのルディ
客としてきていた同じくゲイで地方検察局勤めのポールと出会う
ルディの住むマンションの隣人の母親が薬物中毒で逮捕される。障害を持つ息子マルコは施設に移送される。
ある夜、ルディとポールは夜道を人形を抱え1人彷徨うマルコを見つける。
話はシンプル。そして刺さる。この結末がないと話成り立たない気がする。問題を考えさせるという意味では必要に感じた。
あと劇中の歌うシーンが良かったなあ。話が暗い中あそこだけが夢みたいに輝いてみえた。
アメリカ映画の法廷シーンがやっぱり嫌い。人が悪意ある敵に追い詰められるのが苦手なのかな。しかも今回の相手判事はアメリカ全体の悪意を纏ったジャイアンで見てられない。パターンはいつも通りで法律素人の主人公が煽られて激昂するという。まあ法廷シーンはこれが醍醐味なのか。
判事たちがヤク中の母を引きづり出してきてまで勝ちたかった意味がわからん。ただゲイに勝ちたい、既存の価値観守りたいということか。
2021.76