ロボットマン

チョコレートドーナツのロボットマンのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
3.8
あるゲイカップルが赤の他人の知的障害のある子供に本物の愛情をもって接し、共に世間の偏見と戦うはなし。
冷たく聞こえる言い方をすると、自分が好きな人や愛している人以外の他人が同性愛者かどうかなんて全く興味のない自分としては、他人の性的指向が気になって仕方ないらしい世間の気持ちがいまいち分からない。
多数派であるから正義である自分と違う価値観をもった少数派は悪なので矯正する、という感覚なのかな。
ルディはゲイであることに堂々と生きていて、ポールはそれを悟られないよう生きてきた。
別々な生き方をしてきた二人がマルコの為にお互い得意分野で(ルディは情熱、ポールは知識)力を合わせ偏見に立ち向かう姿はかっこいい。