つるまき鳥

チョコレートドーナツのつるまき鳥のネタバレレビュー・内容・結末

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

マルコ達三人の生活は、愛に溢れた家族のイメージが断片的に繰り返されるだけで、具体的な描写が一切ない。ダウン症の子を育てるのは生半可ではないはずだし、ましてゲイカップルなら周りの理解も得づらくより大変なはずだ。一番興味深い部分なのに…ファンタジーとして誤魔化されてしまう。

後半の展開、母親の元にマルコが帰されるのはおかしい。母親は虐待していたんだし、普通間をとって施設に預けさせるだろう。マルコが死んでしまうというお涙頂戴の展開にも悪趣味を感じた。説教臭いのが嫌だった。