神と悪魔による戦いを目撃した。宗教に対する知識に乏しい自分から見てもキリスト教が深く関わっているということがわかる。すべては神に対する信仰心によって試され、信じる者は救われる。
また、題名にあるように、何かに囚われている人物が多数登場する。それらもすべて神によって囚われている。
神に挑戦する者、神に従う者、神に無関心な者。1つ1つの何気ないセリフに神に対する気持ちが隠されていた。
重く暗い展開が続き、目を背けたくなるようなシーンもある。しかし、常軌を逸した父親の行動や不可解な出来事に目をひきつけられ、約2時間半飽きることなく夢中で鑑賞することができた。