むね

私が、生きる肌のむねのレビュー・感想・評価

私が、生きる肌(2011年製作の映画)
4.2
「フヒヒwww俺って変態じゃんwww」と思っている方がいればぜひともこの映画を鑑賞していただきたい。おそらく「あほなの?変態なのこの博士?」という感想を抱き、自分の変態度の低さに気づかされると思われます。

元々変態の素質があった変態もいるだろう。しかしこの映画の博士は元々は少し変わっていた程度であり、変態に進化した変態である。変態の潜在能力が高かったがそれを解放するきっかけがなかなか現れなかった。しかし、ある事件がきっかけとなり彼の変態ゲージはふつふつと高まってしまった。誰だってきっかけさえあればいつでも変態となり得る。

ここまで書いて『変態』とはどういう意味であるのかを確認したくなった。
変態とは、
「性的倒錯があって、性行動が普通とは変わっている状態。変態性欲。」
出典:デジタル大辞泉
なるほどたしかに博士は変態であった。安心した。

個人的に大好きな映画。友人や家族におすすめはしないが。
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