(スウェーデン映画祭) 就職のために女装したパイロットの巻き起こす軽く爽やかなラブ・コメディー。男女の性差vs.個人差というテーマを突き付ける事件…芯もあって魅力的な作品になっている。ディスコ・ビートの音楽も始動する躍動感がイイ。

スウェーデン映画祭にて。

性別より人間性、職業選択のお話をコメディで。

パイロットの職を失い家族に捨てられた男が見つけたのは女性パイロット採用の知らせ。
主人公は女装してパイロットになるという😂
女性を積極採用するのはそれはそれでいいことだけど、よく考えると性別でふるいにかけるのはどうなんだという気もしなくもない。そういう意味では一周回って考えちゃう。
しかもあの女装でわりと受け入れられる。ガワだけ変えてOKならそもそもジェンダーで区切る意味とは？とか頭の中ぐるぐる。見た目にケチつけないのは良い。
性別を偽ったことにより恋愛模様が複雑になる、でもやっぱり恋愛も人間性が重要だよねってところも良い。

結構笑えて面白いコメディだったが、わりと真剣に考えてしまう部分も多かった。多様性、職業選択の自由。

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