過去鑑賞。
とにかくTーREXとブルーたちが最高すぎるし、
恐竜に怯えながらもワクワクした様子の兄弟もいい感じ。
今ではかなり大きくなった弟役のタイ·シンプキンスくんも男の子らしい可愛さがある。
そして何よりクリプラさんとブライス·ダラス·ハワードさんのコンビを考えたのも素晴らしい。
ヴィンセント·ドノフリオさんの小悪党演技もまた印象に残る(笑)
前編にわたって人間が恐竜に食い殺されるシーンは遊んでるのかと思うほど気合いがこもっていて愛を感じるほどであり爽快感すらあるかも。
映画の内容としても、
ジュラシックパークと違って人間と恐竜の絆や関係性のあり方についてもフォーカスしておりなかなか面白い。
この映画での注目ポイントといってもいいアパトサウルスを看取るシーンはとても悲しく、
悪役恐竜のインドミナス·レックスも禍々しい見た目かつ驚きの能力を持っていてなおかつ強く格好良さと不快さを同時に覚えるそのキャラはとても魅力的であり、
彼の罠にハマって逃げ出されてしまった直後に主人公であるオーウェンがとっさにガソリンを浴びたことで何とか逃げ切ったシーンは緊迫感を抱かせることのできる良く考えられたシーンでこれまた印象的。
最後では弱肉強食を分かりやすく表現した展開もあり、とにかく良く出来ている。
恐竜が目の前にいるというリアル感は薄れた気がしなくはないもののCGが発達したことで、迫力やスケールはかなり上げていてちゃんと惹き込まれる作品。