nori007

宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海のnori007のレビュー・感想・評価

3.6
久々に見直したのだが、かなり面白かった
絵が洗練され、ストーリーも現代風になっている。

たださまざまな名エピソードがあるが、どれもわりとあっさり解決してしまってるのはちょっといただけないな。反射衛星砲もすんなり本体を攻撃しどこから撃たれたのかの恐怖感はほぼなし。ドリルミサイルにしても恐怖感もなく簡単に動作反転。

ドメル将軍の自爆でも第3艦橋はほぼ無傷。

ガミラス星の硫酸の海の描写もなし。

こうした名場面はあっさりしてるわりには、ヤマト側、ガミラス側でクーデターが起こりまあ本編とは関係ない展開が追加されている。

波動砲が掟破りの兵器だったというのはよかったのだが、古代守が死んでるのもがっかりポイントであったな。
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2016/02/15 22:12
宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海(2014年製作の映画)
3.8
アニメを大人向けへと昇華させた伝説的作品である宇宙戦艦ヤマト。
それを現代の技術で蘇らせるという。しかもメカには徹底したこだわりを見せており作画もこれ以上ないほどのクオリティ。

すでにお馴染みとなっているストーリーに、新展開や時系列の見せ方を工夫したりとテンポよくかなり楽しく見れる。

一番の燃えどころは、ドメル将軍対沖田艦長だと思う。これはおそらくモデルにしたであろうロンメル将軍対東郷平八郎の夢の対決といった風にも見えるからだ。

その反面、ガミラス星での戦闘描写は少々拍子抜けしてしまった。双方なぜその戦法をとるのか疑問だし、展開もわかりづらい。デスラーがどうなったのかもよくわからん。というか何故デスラーをあんなキモ男にしたんだよ!!!
あのシーンはオリジナルに忠実にしてほしかった。

とは言え、かなりの良作だと思う。
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