あんな経験したら、忘れられないだろうなーと見終わってニンマリしてしまった。シリアスさとユーモラスさのバランスがほんとに絶妙。全体的に漂うちょいダサなレトロ感が、またイイ。大人に振り回されて繊細に揺れ動く思春期の少年の姿に同情したり、他愛もないやり取りが妙に心に響いたり、人ってこうやって少しずつ成長してくんだなとしみじみ思わせてくれる素敵な青春映画だった。思い出に絶対欠かせない主人公のヒーローをサムロックウェルが超好演。惚れ直した。対するスティーブカレルもかなり嫌な奴を好演。あの人、やっぱり嫌味な役が似合うわ…マジで腹立つ。元気がなくなったら見たい映画が、またひとつ増えた
