このレビューはネタバレを含みます
『インサイド・ヘッド2』の公開前に鑑賞。
ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカという感情が擬人化され、脳内ですったもんだを繰り返す。
竹内結子さんの吹替が聴きたくて吹替Ver.で鑑賞したけど、慈悲に満ちた声がヨロコビにピッタリだった。ヨロコビが「ただライリーを幸せにしたい」と感情的に泣くところと、幼少期の思い出がポツポツ消えビンボンが自分の運命を受け入れるところに、なんだか人間の感情や思い出の尊さ、儚さを感じてめちゃくちゃ泣けた。
人間、ネガティブとポジティブは表裏一体で、どちらかが存在しなければどちらも存在しない。素直に湧き出た感情を恐れずに受け入れること。それが、ライリーの性格の島のように自分を形成するものを保ったり、心の健康には大切。
最後の思春期ボタンを発見するところ、2の伏線になってたのか。