なかなか面白い映画でした。
ビンラディンの行方を追う女性CIA局員、パキスタンの現地で情報収集と監視を行う2人、そして、作戦の実行に備え訓練を重ねるネイビーシールズの精鋭「チーム6」の面々、3つのグループの行動が同時進行で描かれていきます。
それぞれにドラマが有り、スリリングな駆け引きや、葛藤が絡まりながら、決行に至るまでの過程はなかなか、そしてクライマックスは…。
それにしても、この作戦、アメリカの単独行動、国際社会は勿論、パキスタン政府の要請も了解も無く、強引に実行されました。しかもビンラディンの身柄拘束では無く殺害が目的、捕らえて法的に裁くと言う発想は有りません。これでは9.11への復讐としか見えません。ビンラディン殺害のニュースに国際社会は概ね肯定的では有りましたが、私は疑問を禁じ得ませんでした、そう思うのは私はだけなんでしょうか？
同じ題材のゼロダークサーティも未見なので、是非観てみようと思います。
