はなたまご

8月の家族たちのはなたまごのレビュー・感想・評価

8月の家族たち(2013年製作の映画)
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父の失踪をきっかけに集まった家族が「家族」という呪縛から抜け出そうとする話。
正直、おもしろくないと思った。でもそれは単純に映画にハッピーエンドを求めすぎている自身の姿勢の問題かもしれない。家族なんて縁を切ろうと思えば簡単に切れるのだから、離れたければ離れればよい。家族のことで悩む人にとってはこの映画は力強いメッセージをもっているかもしれない。「誰もが白黒つけられない曖昧な世界に生きている。」この映画の本質はこのセリフにあるのだろう。

(「白黒とか言う前にまともな人物が少なすぎる・・・!?」とは思ったけれど)