父の失踪をきっかけに集まった家族が「家族」という呪縛から抜け出そうとする話。
正直、おもしろくないと思った。でもそれは単純に映画にハッピーエンドを求めすぎている自身の姿勢の問題かもしれない。家族なんて縁を切ろうと思えば簡単に切れるのだから、離れたければ離れればよい。家族のことで悩む人にとってはこの映画は力強いメッセージをもっているかもしれない。「誰もが白黒つけられない曖昧な世界に生きている。」この映画の本質はこのセリフにあるのだろう。
(「白黒とか言う前にまともな人物が少なすぎる・・・!?」とは思ったけれど)