黒沢清の初期の作品。マンションの管理人で若き周防正行が出演している。ピンク映画でありながらコメディそして学生映画臭いなと思っていたら、立教の映画研究会みたいなのが参加している。製作がディレクターカンパニーということで当時ピンク映画でも注目されていた作品。この年になってようやく観れたが、ゴダールとトリフォーをピンク映画のジャンルでやってみたという作品だった。ある意味で習作の類でしょうか。そして2020年に「スパイの妻」でヴェネチア映画祭で監督賞。続けていくものであり何でも作っていかないといけない。