ギルヲ

未来を花束にしてのギルヲのレビュー・感想・評価

未来を花束にして(2015年製作の映画)
3.5
女性には親権も無かった時代に婦人参政権を求めて戦った女性たちの物語。洗濯女の命は短いとか、女の子が生まれたらおまえと同じ人生だとか、そりゃあ絶望するか戦うかの二択にもなる。ただ、方法が過激で、テロじゃねーかと思ってしまうのだけれど、そんな戸惑いを警部役のブレンダン・グリーソンがとても上手く代弁していたと思う。彼は無思索な男権主義社会に生きているけれども、きっと最後は法律が変わるのを待っていただろうと思わせてくれました。
多くを失っても戦った人たちがいたから今があるということを忘れないために一度は観るべき映画かと。
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