気付いたら「あーぁ、あーあ……」といった表情をしながら見ていました。シーザーは人間との交戦は避けたかったのに、人間に恨みを抱くコバの謀略によって人間とエイプは対立が深まっていきます。そして、ついに人類とエイプは衝突を避けられなくなっていくのです…。
物語の舞台背景として、地球規模にパンデミックを起こした猿インフルエンザで人類の大半はすでに滅亡しています。混乱により世界各国で暴動が多発。生き残りに困難を極める中、さらに人間は人間を殺してしまうのです。
ふと、人類滅亡の時をイメージしてしまいました。新型インフルエンザに対抗できず、滅亡へと追い込まれていく日がもしも訪れたら、人間はこのように暴動で殺し合ってしまうのでしょうか。無益な戦闘を繰り広げていても事態は解決しないのに、本当にそのような愚かな事をしてしまうのでしょうか。
今回の鍵となるシーザーの教え、「エイプは仲間を殺さない」。この信条はエイプだけでなく、人類にも思い出して欲しい信条です。
