言わずと知れたミュージカルの現代版映画化。
ドリームガールズではちょっと悪役っぽさのあったジェイミー・フォックスがコミカルでいい役(社長)を演じてたり、マイケル・J・フォックスがカメオ出演してたり、だいたいの映画でヒロイン役のキャメロン・ディアスがちょい悪役の養母だったりと、意表を突く配役が面白い。
本来はウィル・スミスが娘をハリウッドデビューさせようと始めた企画だったが、時間がかかり過ぎて娘がアニーを演じられる時期を過ぎてしまい、結局別の子で撮ったという裏話も面白い。
アカデミー賞のビンタといい、ウィル・スミスは家族めっちゃ好きだなという印象。ただし前述の理由により本作にはウィルもウィルの家族も出てこない。出てこいや!(?)