このレビューはネタバレを含みます
一つ一つピースを完成させる系の映画。砂上の法廷感ある。
学生たちを敢えて当時まだ無名だった子役を集め、犯人や思想などをわかりにくくしている点
またその反面、教師陣をベテラン有名俳優を起用することで演技の安定化を図る演出は◎
中学生だから、また、混乱させるためにあえて似てる服装やメイクでわかりにくくし、特徴などを個々のコンプレックスに充ててイメージでキャラ立ちさせる手腕も見事だった(金髪ヒョロヒョロヤンキー、ニキビで根暗になって歪んだ樹里、明るいデブ、メガネ天パ秀才など)
あの1枚目の告発状は本当に樹里だったのか
なぜ一枚目は赤ペン手書き、2枚目はワード黒文字なのか
あの家が焼けた原因はなんだったのか
跳ね飛ばしたのは誰だったのか
この辺の謎が解けることを祈っている
原作を読んでみたいと思った。