このレビューはネタバレを含みます
## あらすじ
ある日、庭で遊んでいた少女ミミ(8歳)と兄ルーク(10歳)は、ひょんなことから地底に太古か ら埋められ、銀河で恐れられていた名前のない悪魔<残虐宇宙人>をよみがえらせてしまう。怒りと 憎しみの感情しか持たず、計り知れない特殊能力を持った残虐宇宙人の復活により、地球は絶体絶命 の危機に! しかし、光る謎の宝石をミミが手にしたとき、残虐宇宙人はミミに絶対服従せざるを得 なくなる。暗黒の覇者でありながら1人の少女に逆らえない残虐宇宙人は、サイコ・ゴアマンと名付 けられ、子どものいたずらに付き合うはめに。その頃、銀河系の怪人たちが残虐宇宙人の復活を察 知、宇宙会議を開き、サイコ・ゴアマン抹殺のため地球に向かおうとしていた......。
## 見どころ
- クレイジーボーーーーーーール!!!!
- 涼宮ハルヒの憂鬱って実写にするとこんな感じなんだなあ
## メッセージ性
- 愛は人を救うけど世界は壊す
## 近い作品
- ターミネーター2
- キャビン
- 涼宮ハルヒの憂鬱
## レビュー
なんなんだこの映画は……。スプラッター戦隊コメディ。日本の特撮から影響受けすぎ。敵で一匹日本語話す魔女出てくるし。
サイコゴアマンより妹のミミが圧倒的にサイコでクレイジー。とにかくイかれてる。彼女が考案したクレイジーボール、何度ルールを聞いても理解が追いつかない
自分たちでつけた名前なのに、PGって略しちゃうあたりも良いセンスしてる
基本的にミミという地球上で最もサイコでクレイジーな女の子が、徹底的に悪の大魔王を屈服させるというシナリオで概ね間違いない。実写版涼宮ハルヒって考えると弟くんがキョンくんっぽく見えてくるから不思議
帰る時間だから家に帰ろうとしただけなのに巨大な脳みそに変身させられてしまったアラスターが不憫でならない。エンディングでも変わらず脳みそで悲しい。
最終決戦はまさかのクレイジーボール。
そして結果的にキャビンクラスのバッドエンドなんだけど主人公たち家族(と、アラスター?)はハッピーエンド。これなんかキャビン的な総悲観ハッピーエンドな香りがする