どちらにも解釈できるんですよ
ルーメイなら 赤い服の少女がルオラン
ルオランなら 赤い服の少女はルオラン
同じワンピースも、カナヅチも、時計が戻ってることも、どちらでも 成立する
どっちの可能性もあって
決着はつけられなくて
そこが素晴らしかったです
どちらだったとしても そこには各々に 膨大な隠されたドラマがあり
それをふたつながら、同時に 味わうことができる
こんな映画 観たことないなぁ
すごく面白かったです
行間の多い映画ですが
リウ・シーシーの 双子の演じ分け
そして三浦春馬の静かな名演に
飽きることなく 画面を凝視し続けました
2人が手を握るシーンがあって
その手だけを大映ししてるんですが
手の感情というのを初めて実感しました
握り方 タイミング
リアルでロマンチックで 何回も繰り返し観ちゃう名シーンでした
三浦春馬は、亡くなったあとで、良さに気付いたんですよね
4回分しか放送されなかった 彼の遺作のドラマがすごく良くて
この映画の三浦春馬も、台詞は少ないのですが 表情や仕草が とても良かったです
