真夜中の五分前の作品情報・感想・評価・動画配信

『真夜中の五分前』に投稿された感想・評価

yayou

yayouの感想・評価

3.9
映像も音楽も綺麗でとても好みだった。
中国語、北京語?の発音が好き。
映画館で見たかったな。

古い時計の感じも素敵だ。ゆっくりと時が刻まれる。心地よくて、あの時計店のおじさんと同じように私もウトウトしてしまうよ。。

でも後半から私の頭の中は、
ルオランか?ルーメイか?
ルオランなのか?ルーメイなのか?
で、ぐるぐるいっぱいになる。
だけど、見ていくうちにどちらでもよいような気がしてきた。子供の時から入れ替わり、親も恋人も、自分たちすらどちらを生きているのかわからない、どちらも生きているし、どちらも生きていないのかもしれない。

色々な伏線や意味有り気な言葉と物がたくさんある。それら全てを明確にはしない。それがよかった。
三浦春馬さん、リウシーシーさん、とても素敵でした。

「誰も他人を愛することはない
 他人の内にいる いると思っている
 自分だけを愛する」

5分遅れていない、自分の時間を生きる。
昨日観て、今日も考えてしまう面白い物語だった。
監督や役者のインタビュー記事が、どうしても読んでみたくなる映画だった。

わたしは、
“物理的“に“実存在“している生き残った彼女は、ルオランだと思っている。初回鑑賞から今回まで一貫して。

ただ、
今回解釈が深まった気がする。深まったというより、前に見た時よりも違う角度で見ただけかも知れないし、こちらの人生が進んだ分、理解できる部分が増えたのかもしれない。どっちが生き残った彼女かという事ではなくて、人は“相手の何を愛するのか“、“そもそも「人を愛するって何か」、って事を考えてみて“、って映画、物語なんじゃない?ってやっとわかってきた気がした。

監督は、どこかのインタビュー記事で“3人目の人格“が出てきたという言い方をしている。物語の最後で、良(リョウ)に腕時計を置いて去った彼女は、身体はルオランで、でも、ルーメイを愛おしむルオラン、ルーメイの分まで生きなきゃというルオラン、そんな思いが高じて、いずれでもない、もしくは、二人を合わせた新しい女性が始まるということなのかな、と。

籐の揺り椅子で揺られて、修理は良に任せている店主の言葉に、色々ヒントがあるんだね。ヒントという言い方は合ってないかな。ポルトガルのなんとかいう詩人の言葉、「人は他人を愛さない。他人のなかにある自分を愛するだけだ」だったかな。

ティエンルンから離れた“自称“ルーメイ。
良は、どう考えていたのかな。ルーメイを守りたいと思っているのか、いやルオランを思う気持ちの代替として考えていないか、それは愛情なのか、自分にとって好きになるってなんだったのか、と、、言葉にならない感情がが、苦悩が伝わってくるような気がする。

物語のほとんどは、ルオラン、良に焦点をあててるわけだけど、同じく苦悩するティエンルンにも、もう少し焦点をあてると物語として面白かったのではないかな。
良と、ティエンルンが、それぞれ、ルオラン、ルーメイの「何を愛した」のか?というポイントが多分違うから、そこをもっと知りたかったかなと。

主演(だよね?)のリー・シウシウさん、今更ながら、演技が上手いなぁつくづく思った。メイクや髪型をそれほど変えていないのに、中身が違う人にちゃんと見える。ルーメイの華やかさ、同じ顔をしているのに控えめに存在しながらもどこか強く揺るぎないものを持っているようなルオラン。
事故の後の、ルーメイなのかルオランなのか、自意識が混濁してるのか、自分自身を“ルーメイ“と呼んでみたり。自らの言動に戸惑ってる感じとか、観客としてすっかり惑わされて、すごいなぁと思った。

ところで、
どうして三浦春馬さんの出ている映画、物語はこうも、「2回目になって面白さがわかってくる」ものが多いのだろう。

1回目はピンと来ない。ただストーリーがわかった後に再び見返すと、その繊細な演技が、演じてる人物の心の内をちゃんと語っていて、見てて飽きないなってなるんだよなぁ。
はむ

はむの感想・評価

3.5
美男美女で尊かった、、、



双子って不思議な存在だと感じた
ルオランなのかルーメイなのかどちらでも切なくて
行定監督ならこのテーマでいくらでも情念的に描けそうなのにそうしない
どこまでも美しかった
sum

sumの感想・評価

-
頭の中でしっかりと整理しながら見ないと何がなんだかよく分からなくなる😭
ながら見だったのもあり、何回分からなくなって巻き戻したことか!
結局生き残ったのはどっちなのか、解説を読んで理解したけど、実際正解は無くて観客に委ねられてる感じなのかな?よく分からない。
odyss

odyssの感想・評価

2.0
【材料は揃ったのに脚本が・・・】

上海を舞台にしていて、中国の女優や台湾の男優も登場して、国際色豊か。
映像的にはなかなかよくできている映画だと言えます。

ただし、脚本が弱いと思う。
そっくりの双子姉妹がいて、取り違えが起こったり、姉妹自身のアイデンティティーが揺らいだり、そこから4人の関係が複雑化するなど、作りようはもっと色々あったはずでしょう。なのに、エピソードが貧弱なので、間が持たなくなってしまっている。

原作は読んでいないんですが、原作がそもそも弱いのか。或いは、原作は心理描写に重きをおいていて、文学作品はそれでもいいけれど、それをそのまま映像作品に直してしまうと印象が薄くなる、ということなんでしょうか。

せっかく材料(俳優と書き割り)は揃ったのに、うまくそれを使いこなすことができなかった作品かな、と残念に思いました。
感想書こうとするとなんだか浮かぶ言葉すべてが陳腐に感じてしまう。それくらい、ストーリーも映像もむちゃくちゃ綺麗だった。音楽もきれい。
ラスト賛否両論あるみたいだけど、先が続いていくようなラストは個人的には救われた。
でも気になって、鑑賞後原作を取り寄せた。全く違う舞台、原作は原作、映画は映画で楽しめる。

ドリパスで鑑賞、時期的に追悼の意味も込められていたのかな。
ほりそ

ほりその感想・評価

3.5
三浦春馬素敵な演技。リウシーシー綺麗すぎる。
結局生き残ったのは双子のどっちなのか。自分的解釈だとルオランかなと。
雨と月

雨と月の感想・評価

3.4
リョウが都合よく使われる男みたいになってて可哀想だった。
生き残ったのはロザリオのシーンで明らかだと私は思った。
映像とか雰囲気は好きな方だけど特筆するべき点はないかも。サスペンス色も薄いし。
雪音

雪音の感想・評価

3.7
三浦君改めて良い俳優さんでした。

普通に所作であれだけ色気を出せる日本の俳優さんは少ないかな。

しかし、結局彼女はルーメイなのかわからずじまいでした。
モヤモヤさせて終わるのはやめて欲しい。
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