リラリオ

アッテンバーグのリラリオのレビュー・感想・評価

アッテンバーグ(2010年製作の映画)
3.7
鬼才ヨルゴス・ランティモスが製作・出演した"ギリシャの奇妙な波"と呼ばれるムーブメントを代表する1作。

海岸沿いの工場の町で、23歳のマリーナは、建築家の父と暮らしている。
男性経験がないマリーナは経験豊富な親友ベラからキスのレクチャーを受ける→キスというか…ベロベロ舐め合う→「き、きもちわりぃ…吐きそう…もういいや」→何時しかキスのレッスンが唾かけ合戦に→唾かけ合戦が猛獣ごっこに…23歳女性がする遊びではない笑

病気の父の治療に付き添うマリーナ→待ち時間に父に質問「私の裸でシコったことある?」→もちろん父の答えは「娘であるわけねぇーだろ」→父は終活を開始→父と娘と娘の親友で仲良く日光浴→ベラによる謎のマッサージ…

突然のパンツ見せ見せダンス→娘の将来を心配し、結婚について聞く父→「お前…もしや男嫌いか?」→「そうじゃなくて…性欲が全くねぇ…」→SEXなんておぞましい、吐き気がする…あんなのが入ってくるなんて…パパに付いているのが信じられない!とペニスをディスる→「俺のは…ただの飾りだ」使い物にならない模様→「ママ以来好きになった人は?ピストン運動は?」父親の性事情を聞く娘…。

マリーナ、可動域が半端ない肩甲骨を(マジですごい…)ベラに見せびらかす→ベラ、男とベロベロキッスをマリーナに見せつける→マリーナ、男とキッス→自分から服を脱ぎ、全裸に→男は…マリーナにパンツを履かせ、服を着せる。

父娘、連想ゲーム→デヴィッド・アッテンボローの動物ドキュメンタリー→洗髪→父、入院→アロエマッサージ→火葬→灰は海にまいてや!→事後報告に怒→やけ食い→ピストン運動試みるが、男起動せず→「君にも意思があるの?」ペニスと会話。

マリーナは父の死期が迫っていることを感じ、ベラにとんでもねぇお願いをする…

6人のおっさんが最高の男の称号をかけ、コレステロール値やウエストベルトの位置、IKEAのラック早組み立て競走などのしょうもない争いを繰り広げる「ストロングマン」もシュールでかなり独特だったが…こちらもエキセントリックな世界観炸裂っス!
もうキテレツ過ぎて理解できねぇこと多しだったが…なんか好き 笑
映像と音楽、良き!
ファザコン娘の奇妙な独立物語。
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