ウルトラマンギンガ。
ウルトラマンも怪獣たちも闇の力によって“スパークドール”なる人形にされ、地球に流れ着く。
怪獣たちのスパークドールを使い闇の力を復活させようとする者と、光の戦士たちのスパークドールを使ってそれを阻止し、地球を守る者。
このスパークドールと共に戦うウルトラマンがウルトラマンギンガ。未来から来たとされる光の巨人。
ウルトラマンギンガは、ギンガシリーズと、その後にウルトラマンビクトリーとかも出てくるギンガSシリーズがある。
これはギンガシリーズの劇場版。
ギンガシリーズって特捜隊的な組織もないし、主人公が高校生でそのスパークドールを山とか色んなところで散策して、トラブルに巻き込まれて、、、みたいな展開なので、至って低予算なイメージ。
この劇場版も、ほとんどがハイキング的な山手の方で撮影されてて自然が多い。
ギンガって未来から来てることもあり、見た目も光っててめちゃくちゃカッコよくて、そして、強い。
能力的に他のウルトラマンより優れてる点が多い。
後に出てくるギンガとビクトリーが心を1つにして生まれるギンガビクトリーとか、もはや最強なんじゃないかと言うほどの圧倒的な強さ。
ギンガはタイプを変形しない万能型のウルトラマンとしてはたぶん最強だと思う。
だけど、この低予算感によってそれが伝わってない。というか、低予算によって逆に他とバランスが取れてる、そんな存在、ギンガ。
本作も、イカロス星人とか懐かしい往年の星人が出てきたかと思えば、ウルトラマンノアを模倣されて生み出されたという圧倒的な破壊力のダークザギ出てきたり、相手方はなかなか魅力的。
そして、ギンガシリーズの醍醐味はタロウ師匠。
スパークドールなる人形でありながら自我と意志を持ち、語りかけてきたり、動いたりする。
石丸さんのお馴染みの渋い声でおちゃらけたり、タロウ師匠として人形がまじめに説教垂れたり、めちゃくちゃ可愛いウルトラナンバー6、タロウ。
このタロウ師匠、素敵。
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