KuNork

ゴーン・ガールのKuNorkのネタバレレビュー・内容・結末

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

全く救われない話すぎて、エンドロール始まった時、え?終わった?
わぁぁぁーーーーー!
って心中で叫んだ話だった。


お金はないと不安になるのね。
死ぬストーリーまで作っていたのに、結構早くにそのシナリオを捨てたのは、手元にお金があったからだろうに。
一度生きると決めたら、そのシナリオが生き返る事はないのか。
頼らざるを得なくなった時に、きっと切り札的存在として残していた富豪。
監視カメラを利用したアリバイの作り方にかなり無理があるーーーけどね。


完璧なエイミー。
怪物を作ったのは親なんでしょうね。
彼女へ繰り返される、賞賛、羨望、嫉妬。
完璧なエイミーの元のエイミー。

きっと少しずつ歪んでいった彼女。
彼女はダンが好きだった。
彼は不完全な彼女を完璧にしてくれる存在。
いつしか彼女を見なくなった彼。
そんな彼に捨てられる日、奇しくも決行日。

他のモノになるくらいなら、私を裏切るくらいなら、私を想い悔やみながら死刑になれ。
そう思いながら、彼女の中には既に子がいた。

サイコパスは心理戦

世の中を味方につけて子が人質に。
彼女をお腹の子と共に殺るか、子供が生まれてから彼女を殺るか、どれも破綻しかない。
それとも子と彼女と共に苦行強いられる人生を送るか…続くその後が気になるそんな結末。

怖っ!
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