KuNork

ナチスの愛したフェルメールのKuNorkのネタバレレビュー・内容・結末

3.1

このレビューはネタバレを含みます

随分粗めのストーリー仕立てだったけど、面白かった。
芸術家によくあるタイプの序盤。
奥さん頑張ったのに、それはないよね確かに。
息子よ、一晩も寝てないのにそれは阿りすぎではないか。
人物が浅いが、実際そんなもんだったのかも。

端折りすぎの話の中、話以上に語るキャストの造詣は深いなーって思った。

既存の絵画の贋作ではなく、フェルメールの未発表作として世に出す大胆さ。
今もハン・ファン・メーヘレンの「エマオの食事」はボイマンス美術館に眠る。
名が残ったことは彼にとってきっと望ましい未来。

判決1月後に亡くなったのは、酒と薬による心臓発作。
後妻ヨーランカのその後が気になったけど、これは映画の脚色的要素なんだろうな。

リゼ・フェリンが超美人!
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