Maho

ゴーン・ガールのMahoのネタバレレビュー・内容・結末

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

怖かった。
中盤からの展開が凄すぎてうわーっと引き込まれた。
策もすごくて、一見完璧なんだけど、やっぱり完璧な人間なんていないなっていうのがエイミーをみてて思った。すごく人間らしくて。
完璧をふるまいながらも怯えながら逃げている感じ。楽しいことはどんな状況でも楽しんじゃうし、やっぱり強いものには勝てない。で、結局自分が捨ててきたものにすがって、やっぱりだめでみたいな。でもただでは起きないのがエイミーのすごいところ。そこがやっぱり違う。小さいころからいろんなことをやらされて挫折と失敗を繰り返して完璧に見える方法を身に着けていったんだろうな。エイミーの演技力も抜群だったもんね。
どっか5本くらいねじを過去に捨ててきたんだろうな。悪いと思うというか使うというか。あそこまでの自作自演をやり遂げる度量。あの両親はすごい子供を生み出したと思いますよ。ほんと完璧なエイミーを。
で、ニックとは多分かなり似てる部分があるんだと思う。
ニックもどちらかというと周りにいい顔をしてたい、だから普段から自分を押さえるタイプ。なんか自分に似てるような気がしてそういうところは気が引けたけど、あんな最低男だったとは。
エイミーと暮らしてたらやっぱり息がつまるのかな。
なにって正直やり過ぎ。
そして、こういう男女の始まりってホントにあるのか、、、
アメリカ映画とかではありがちなイメージだけど。
マーゴもね。すごかったな。やっぱり血のつながりってホント深いよね。
切っても切れないものがあるし、どうしても味方になっちゃう。許しちゃう。一心同体感がある。あんだけ一緒にいても嫌な感じが全くなかったのが私的には安心できたしよかったな。
それといまちょうど弁護士の台本やってるからキターーーーって自分の中で思いましたよ。弁護士さん。結構笑顔ででも余裕がしっかりありそうで、大柄。なんか新しいできる弁護士をみた気がしてとても勉強になりました。
Maho

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