凛太朗

ゴーン・ガールの凛太朗のレビュー・感想・評価

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)
3.9
多分3回目くらいの鑑賞。当時劇場鑑賞してたんだけれども。
サイコパスの頭をパッかーんして脳みそどうなってんのか覗いてみたい。見てもわからないだろうけど。その前に自分がサイコパスであるかどうかを疑う必要があるとかないとか思うとか思わないとか。
(お互いを支配しようとする)「結婚ってそういうものでしょ。」って、既婚歴がある(離婚歴もある)私としては、善かれ悪しかれそういう側面もあるだろうし、結婚って怖い一面もあると思いますよと言いたいところですけれども、このセリフをサイコパスが言うと、解釈が違ってくるだろうと。なんだか凄く、社会に合わせて言ってる演技的な言葉に聞こえるというか。(映画での演技という意味ではなく。)
しかし綺麗事を抜けば、一般の結婚生活においても演じるというか、自分を偽る=相手を偽るということがある場合もあるとかないとか。勿論偽る必要のない結婚生活が理想ではある。または、偽るというか、支配というより妥協しても、嫌悪感を抱かずニッコリ笑って相手を敬うことができるようなそんな結婚。

ベン・アフレックみたいな逞しい胸板や腕になりたい。(鋭意トレーニング中。)

観ていてなんだかアンジェイ・ズラウスキーのポゼッションっぽさがあるなと思った。絶世の美女であらせられるイザベル・アジャーニ様が出てる難解名作映画なんですけど。多分今は観るの中々困難なんでしょう。
ゴーン・ガールの場合、ポゼッションと違って最初から狂ってるんですけれども。
狂ってると言えば、エイミーに限らずマスコミも世間も狂ってるんだわぁ。不倫してたニックも。ニックの気持ちは分からんでもないですけれども。
凛太朗

凛太朗