さすがジュネ監督！！期待を裏切りません！
新作期間が終わるのをずっと待っていて、やっと旧作になったので急いで借りて観たのが去年の8月22日月曜日から翌日23日火曜日にかけての深夜。この監督の創り方、技術、細工というのでしょうか、ストーリーを覆っている装飾がなんとポップでロマンティックで遊び心に溢れていることか！フランスからアメリカへ舞台を移していることなんて関係ありませんでした、ジュネ監督の天才的なユーモアあふれる世界観は今作にも満遍なく浸透していました！ああ好きだなぁこの世界観。。。トラックの中での写真みたく、引いてしまいそうなくらいブラックなものをひょいと放り込んでくるあたりがもう堪りません(笑)。
シンプルなストーリーをここまで独特な（幾分ブラックで歪んでいるけれど、ほっこり暖かくて優しい）ユーモア溢れたものにするなんて、やっぱり（本当に）すごい監督だなぁとしみじみと思います。最高のエンターテインメント・ムービー、宝物となる映画がまた１つ増えました！
