オーウェン

ジョーカー・ゲームのオーウェンのレビュー・感想・評価

ジョーカー・ゲーム(2015年製作の映画)
1.7
キャストを見た段階で原作通りにはならないと思っていたが、予想以上にぶっ飛んだ内容だった。
もちろん悪い意味でね(笑)

原作には女の影などほとんどないのに、映画的には集客のため女優を連れてこなければならない。
そのくせ出てきたフカキョンの体型を見て、その役柄はないだろとすぐに思う。

演出も実写の「ルパン三世」の延長戦のような稚拙さ。
ライターの件だとか、どうしたらこういう演出が出来るのか甚だ疑問な所だらけ。

唯一誉められるのは伊勢谷友介ぐらい。
原作の結城中佐は50歳ぐらいの容姿だが、キャスティングの段階でミスキャストだとは思っていた。
それを強引に納得させる演じ方は、「明日のジョー」の力石徹でも証明している。

出演時間は多分10分もないが、その存在感たるや大したもの。
続編やるなら伊勢谷友介以外のキャストの変更と、監督や脚色の交代などが実現すれば見てみたいかも。
まあそんなことは絶対ないだろうけど(笑)
オーウェン

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